御用納めでした
2017.12.28 Thursday
今日はWildberryの今年の業務の最終日でした。
と言っても、普段通りのお仕事をつつがなく行っただけで、
特に御用納め的な
あの〜
みんなで朝から事務所の掃除に精を出して
昼からお酒飲みながら食事しながら語らったりとか
そういう感じではありませんでしたよ。
そういう「特別感」が非常に苦手でどうしたら良いか全然わからないWildberry店主小川です。
いよいよ年の瀬って言う感じですね。
何も無い日にご馳走を食べるのは大好きですよ。
あっ!
お餅買いに行かなくちゃ!
先日、前髪を切りに美容院へ行った際に
ふと、
服って奇抜さや個性を競うだけじゃダメだよね。
基本的に形が綺麗でその佇まい自体が美しくないと。
と
ずっと前からわかりきっていたことなはずなのに
再確認したと言うか再認識したと言うか
妙にリアルにハッキリと実感しましたよ。
おかしなことですね。
私が行っている美容院は結構大きなお店で、美容師さんも老若男女たくさんいます。
で、皆さんお洋服からヘアスタイルまでトータルでバランスよくおしゃれでいらして
自分の個性や魅力を最大限に引き出すことに長けていらっしゃいます。
人を美しくプロデュースするプロなのだから
自分のこともそりゃ上手に演出できて当たり前っちゃあ当たり前なのですが。
その中で、
そんなに個性的な服装じゃなく、
どっちかというとシンプルで地味な服装なのに妙におしゃれっぽく見える人がたまにいまして、
なんでかな?と思ったら
その人が着ている服が
シンプルでも全体的なバランスが整っていて美しいシルエットだからなんじゃ無いかと思ったんですね。
普通の丸首のニットに普通のパンツを合わせていて
髪型込みで全体的に洗練されていておしゃれっぽくみえたんです。
おお。
と思いましたよ。
「お洒落っぽく見えるように演出する」
事がもともと私はとても得意で
高校生ぐらいのころから概ね「お洒落だよね」とか「センスいいよね」とか言われてきたのですが
そう言う
「お洒落っぽく見える演出」をあえてしない
本当に地味でシンプルで普通な服装やいでたちをして
センスよく見られるって
どう言う風な感じなのかな?
と
なんだか妙に
天邪鬼というか
ひねくれ者というか
そんなことに興味を持ってしまい
それを実践してみたいななんて思ってしまった次第です。
この
年の瀬のクソ忙しい時に。
火曜日に
出荷が思っていたよりも早めに終わったので
「ここんところずっと真面目に出荷のことばかり考えていたので
たまに早く終わった時ぐらいは楽しいことしたいな。」と思い
何をし出したかと言いますと
パターンを引き始めました。
普通なんだけど可愛いパンツを作ってみようかな〜
なんて思いながら。
最近はメルトンパンツがちょこちょこ流行り出しているらしいので
KACKY TEXウールメルトンでサンプルを作って見ましたよ。
この生地はメルトンですので
ロック始末は省略しましたよ。
ほつれて来ないし、試作だし、自分用だし。
メルトンは厚みがあって張りもあるので、パターンのシルエットがダイレクトに出ますね。
その分シルエットの良し悪しが分かりやすいのでいいですね。
パンツの後ろ身頃にポケットがないのは困る〜と
なぜか元居候に言われたので
後ろ身頃のヨーク切り替え部分にスリットポケットでもつけようかな?
でもそうすると仕様がややこしくなるからやめておこうかな?
など考えながら
またしばらく実際に着用して生活して、
違和感がないかどうか
改善点が思いつくかどうか
シビアに検証して行きたいと思います。
ちょうどお正月休みだしね。
ということで今年の仕事を平気で来年に持ち越すWildberry店主小川でした。
そんなわけで、全然仕事納め感がありませんが
今年も1年間Wildberryをご愛顧くださいまして誠に有難うございます。
今年は居候君が独立し
助っ人のお姉さんが加わり
私事ですが素敵な出会いもあり
低血糖症も飛躍的に良くなり
何もかもが良い方向に向いているように感じています。
低迷を続けている繊維・アパレル業界ですが
この荒波の中、来年も
主体的に生き生きと仕事を楽しみ
皆様に素敵な生地や楽しい経験をお届けして行く所存です。
マイペースで気分屋であんまり働く意欲のない店主小川のやっている小さな小さな店ですが
来年も良かったらまたWildberryとおつきあいくださいね。
良いお年をお迎えください。
気が向いたらお正月休み中もブログ更新します。
気が向いたらチェックして見てくださいね〜。