ボンタンです。
2016.03.29 Tuesday
ギョッとする画ですね。
国立東京博物館だっけな?
上野に恐竜展を見るという名目で人の波の揉まれに行ってきましたよ。
今は春休み中ということもあってかすごい人出でした。
入場待ちの行列で、お子さんに手作りのお洋服を着せている素敵なママさんを見かけて、
あやうく名刺を渡すところでした。(怪しい営業マン根性)
展示はすごく良かったです。
大人から子供まで楽しめると思います。
ところで卒業式シーズンですね。
我々が中学校を卒業する頃は、まだぼうそうぞくとかやんきーとかがカッコイイ時代で、
卒業式の後で厳しかった先生にお礼参りとかに行ったとか行かないとかそういう話も小耳に挟みましたねえ。
その頃の男子の制服は短ランとボンタンが標準、みたいな。
娘の中学校の卒業式では短ランもボンタンも特攻服もハチマキも黒いマスクも鉄パイプも一切見かけませんでしたねえ。
時代は変わった。。。(遠い目)
で、
自分もボンタンが履きたくなってしまった
というのは冗談ですが
最近パンツがどんどん太くなってきているみたいなので、
私も真似して作ってみましたよ。
お尻は相変わらずこだわりました。
完成して履いてもらったら「おうっ!」ってガッツポーズしてもらえると思います。
お尻の大きめの人もきれいに見えるし
貧尻の人もそれなりに見えます。
これはスラブツイルベージュを使ったのですが、
この生地、品番から推察するに多分オーガニックなんです。
一応スラブって呼ばれているんですが、スラブというほどのスラブ糸ではなく、
少しムラ感の強い糸なんです。
ちょうどオーガニックコットン糸のようなムラ感。
後は水通し後のしなやかさと柔らかさ。
とろっとろの柔らかさでは決してないのですが
生地の組成上もっとハードな質感になってもいいはずなのに、
肌合いが優しいというか滑らかというか、ふんわりとした感触があるんです。
化学肥料や農薬を使用せずに育った綿花は、繊維の一本一本が元気で弾力があって
糸に紡いでもペシャっとならずにふっくらするんです。
それがなんとなく柔らかい質感を演出してくれるんです。
スラブツイルネイビーも同じ品番の色違いの生地です。
アパレルの残反なので、オーガニックの証明書もタグモネームもないのですがね。
あくまでも店主の予測です。
本当はトップスを作らないといけないなって思っているんです。
アイテム数がパンツに偏り過ぎているから。
でも、パターンやろう〜と思って紙に向かうと、なぜかパンツばっかり出てくるんですよね。
なんだかすみません。
というわけでトップス、特にブラウス的な、プルオーバー的な、チュニック的な
なんか可愛くてカッコイイやつも頑張ります。