いつも聞いているラジオで
「東日本大震災」という表現をしていました。
太平洋プレートが近々動く時期にさしかかっている、という話は
中学生のときに、理科の授業で習いました。
今、それが起きたんだと
テレビで専門家の先生が話していました。
16年前、阪神大震災が起きたとき
ワタシは北海道の札幌市に居ました。
朝早くにラジオをつけると
いつもやっている金曜日の番組じゃなくて
ニュース速報をやっていました。
神戸で強い地震が起きました。
そのせいで、3人の人が亡くなったとのことです。
ラジオでは、それだけを何度も繰り返し言っていました。
「????」
地震が起きたの?
訳がわからずに、ぼんやりと、遠くの町で地震が起きたんだなぁ・・・と思っていました。
時間が経つにつれて、
現地の映像がテレビで放映され、
被害者の数がものすごい勢いで増えていき
まるで地獄絵図のような惨状に
同じ国の中で起きていることとは
なかなか実感できませんでした。
3月11日
やはりラジオで地震のことを知りました。
今回は、すぐに、宮城県で震度7の地震が起きました
とアナウンスしていました。
震度7は
確か阪神大震災のときに初めて新しく定義された震度のはずです。
それを明確に伝えるということは
阪神大震災並みの大規模の地震が起きたということだ、
と、
思いました。
仕事中なのでテレビがある環境ではなかったのですが
携帯電話でテレビを見て
携帯のネットで
情報を検索して
いろんなことがわかりました。
被災地の人の
ツイッター上でのリアルタイムなツイートを見て
背筋が凍りました。
そして、
被災地じゃない地域に住む人たちの心配する声、できるだけ役に立つ情報を流そうとする努力。
「自分さえ良ければ、ほかがどうなっても全く無関心」
のように思われていた最近の日本ですが
人々の心の中には
確かに他者を思いやる心があるんだって思いました。
今の私にできることといったら、
心配することと、祈ることと、ほんのちっぽけな義援金を送ることくらいしか思いつきません。
それでも「遠くで起きていること、自分には関係ない」なんて思うんじゃなく
被災地の人々の無事を祈り
ひとりでも多くの人が助かることを祈り
そして自分にでも出来る
ほんのちっぽけなことでも
みんながそれを心がけて実行したら
それは大きな力になるんじゃないかなって思いました。
どうか、二次災害が最小限で済みますように。
そしてひとりでも多くの人が、助かりますように。
大切な人を失いませんように。
どうか。
どうか。
祈らずには居られません。
どうか。
神様。