食べることは生きる事

2020.08.06 Thursday

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    お休みの昨日は、遅めの朝ごはんを軽く食べたきりだったので、

    夕方の結構早い時間にお腹がペコペコになってしまいましたよ。

     

    お腹が減り過ぎて料理しようにもどうしたら良いのかわからないぐらいのペコペコぶりでしたよ。

     

    前日夫が買い出ししてくれていた

    バジルソテー用のたらの切り身が冷蔵庫の中にあったので

    「パエリアでも作ろうかな?」と思いつきましたよ。

     

    冷凍庫にちょうどボイルあさりも入っていたしね。

     

    本当はエビもあったら嬉しかったのですが

    暑い中わざわざ買いに行くのも面倒臭いので

    有り合わせで押し通してしまいましたよ。

     

    サフランもないので省略。

    「これがなくちゃ」と肩肘張ると気持ちがしんどくなって

    お料理が楽しくなくなるので

    ゆるゆるで気軽で適当に作っちゃいます。

     

    最終的に美味しく食べることが出来れば良いので。

     

    こんなズボラな性格だから布帛よりもカットソーを縫う方が得意なんだろうなあ、

    と自分では分析していますよ。

     

     

     

     

    で、めちゃくちゃ適当に作ったパエリアですが、

    美味しく出来上がりましたよ。

     

    最近は料理をテーブルに載せたら夫がすぐに無言で食べ始めるので

    写真を撮る暇があんまりありません。

     

    今回は

    「まて!」

    犬をしつけるように号令をかけて

    写真を撮りましたよ(笑)。

     

    食べようとする夫の手が写っていますね(笑)

    スプーンを持ってスタンバイしています(笑)

     

    ズッキーニとかマッシュルームとかトマトとか玉ねぎとか

    冷蔵庫にあったお野菜を適当に刻んで使いましたよ。

     

    夏は瓜類とトマトとナスですね!断然!

    体を冷やす働きがありますもんね。

     

    今回はたまたまズッキーニがあったから使ったけど、

    なかったら多分きゅうりを入れていたんじゃないかなと思いますよ。

     

    きゅうりは加熱しても美味しいんです。

    (何でもアリだな!オガワぁ!)

    結果的においしければなんでも良いのです。うんうん。

     

     

    ベランダのゴーヤも大きく育って欲しいなあ。。。

     

     

     

     

    常に糖質制限食な私の食べる分は

    別に作りましたよ。

     

    ご飯を入れない分茄子の輪切りでかさましして

    シュレッドチーズでボリューム感を出しました。

     

    食材をスキレットに放り込んで、

    魚焼きグリルで焼くだけの超簡単料理でしたよ。

     

    でもなかなかの美味でボリュームもありましたよ。

     

    夫と私は家事や犬の世話はほぼ半々で分担しています。

    でも、

    料理だけは

    私がやる率が圧倒的に高いです。

     

    まず、私が食べられるものと食べられない物の分類が細か過ぎて把握しきれないのと

    「適当に作っても最終的には美味しく仕上げる」ことが私の方が得意というか好きだから。

     

    好きこそ物の上手なれ

    ですね。

     

     

     

    超貧乏だったパースデザインの修行時代

    (20代前半。一人暮らしだったけど手取り収入7万円代でした)

    「どうせ貧乏だから」と食を疎かにした時期もあったのですが

    体調を崩して不本意ながら会社に迷惑をかけてしまって罪悪感に駆られたりした経験から

    「食べた物が体を作る」と言うことを知った(当たり前っちゃあ当たり前なんだけど)のと

    「せっかく食べるなら少しでも美味しく、楽しく、豊かな気持ちで食べたい」

    と思うようになった事が大きかったです。

     

    若かったし、若さ故に愚かで

    お給料日よりも一週間前もなのに食費に使えるお金が1700円しかない

    みたいな事もザラでした。

     

    そんな時は980円ぐらいの1kgのお米を買って

    卵(39円)、もやし(10円)、玉ねぎ(3個入り90円)、鶏肉(398円)、にんじん(一本30円)を買って

    それで一週間やりくりしていました。

     

    (住んでいたアパートの近くに激安スーパーがあったんです)

     

    炊き込みご飯とか、

    野菜炒めとか、

    もやしの卵とじとか

    思いつく限りのありとあらゆるメニューを捻り出していました。

     

    そのうち、

    お米のご飯にこだわらなければ食費はずいぶんと節約できる事を知り

    パスタ(1kg198円)をかなり頻繁に使うようになりました。

    一食分100gと考えると1kgだと10日分。

    じゃあ、1ヶ月だと3袋。

    1ヶ月の夜ご飯の主食代が594円で済んじゃうんですよね。

     

    会社にはお昼ご飯は自分で作って持って行っていたので

    余裕がある時はご飯とおかずでお弁当にしていましたが

    そうじゃない時はおにぎり大作戦でした(笑)。

     

    そんな極貧生活の中でも

    「せっかく食べるなら美味しく、楽しく食べたい。」

    と言う思いが出てきたんですね〜。

     

    極貧生活で

    娯楽が一切なかったからこそだったのかも知れませんね。

     

    で、料理を自分でできるだけ努力して作るようになってからは

    まあ〜毎日楽しくて仕方ありませんでしたよ。

     

    近所の八百屋さんで見切りのお野菜をすごく安く買ってきて

    それをどうやって美味しく食べるかを

    ない知恵を絞って試行錯誤の毎日でした。

     

    まあ、パスタにしたら

    大概のお野菜は美味しく食べる事ができるんだなと言う事を

    その時の経験で知りましたよ。

     

    パスタって素晴らしい主食ですね。

    お醤油とおかかで和風も全然余裕で受け入れてくれるし。

    懐の深い食材だと思います。

     

     

    当時から食経験は結構豊富な方でした。

    と言うのも、

    たかが地方都市の札幌でしたがデザイン業界にいたので

    業界で現役でお仕事をしているいろんな大人の人たちが極貧の修行生の私を気にかけてくれて

    美味しいものを食べに連れて行ってくれたり、

    単発のバイトをさせてくれたり

    飲みに連れて行ってくれたり、

    夜遊びに連れて行ってくれたり

    かなり可愛がってもらっていました。

    (面白がられていたとも言う)

    いろんな施しも受けました。(笑)

     

    その時受けた恩がいまだに体の中に染み込んでいるからなのか、

    頑張ろうとする若い人を見ると

    ついつい面倒をみたくなってしまいます。

     

    自分は本当に世間というか社会に育てられたなあ、と思います。

     

     

    当時は毎日大体夜10時過ぎぐらいに帰っていたので

    それからグーグーなるお腹を抱えて自分の夕食を作って食べて

    それからお風呂に入って

    出たら翌日のためのお弁当のおかずを作っていました。

     

    なので、全部が終わって寝るのは大体深夜1時〜2時ぐらいでした。

    朝は始業時間30分以上前に出勤して、

    掃除機、雑巾掛けが毎日のルーティンワークでした。

     

    お休みは週に一回あれば超ラッキーなぐらいの超売れっ子の大先生に師事していたので、

    遊ぶ暇は一切ありませんでした。

    (GWに休めた経験がありませんでした。年末年始も12/31までお仕事。で、1/3からお仕事でした。二日間休めただけで御の字でした。)

     

    「あ、気がついたら私、もう8週間休んでないわ。」

    なんて事もありました。

     

    たまのお休みは

    洗濯、掃除(若いくせに結構綺麗好きだったんですね。雑巾掛けとかもなかなか頻繁にしていました。)、食材の買い出しと下処理で1日が終わってしまいました。

     

    疲れが溜まっていた時なんかは

    お休みの日に目が覚めたらもう夕方だったなんて事もありましたよ。

    「せっかくのお休みなのに何もできなかったなあ〜。」とがっかりする事もしばしばでしたが

    それでも

    会社を辞めようとは思いませんでした。

     

    師事していた師匠をものすごく尊敬していたし、

    その師匠に師事できている自分を誇りに思っていたし、

    極貧生活を楽しんでいた部分もあったのかも知れませんね。

     

    「若い頃の苦労は買ってでもしろ」

    なんて言う言葉がありますが

    その当時は

    そんな概念は私の中にはありませんでした。

     

    ただいつも一生懸命で

    その中で楽しみを探しながら

    ささやかな幸せを喜ぶことに夢中でした。

     

    今思うと、

    あの頃が私の人生の中で

    一番楽しい時期だったなあ、と思います。

     

    若い頃にそんな経験を得る事ができた私は、

    ひょっとしてとても恵まれていたのかも知れないなあ、と今となっては思います。


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