家庭用ミシン事情

2020.06.22 Monday

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    犬のおやつがなくなったので近所のホームセンターに買いに行きましたよ。

     

    この並び順って、わざとだよね。。。

     

    前回鹿を買ったのですが、

    家に遊びに来た娘が犬におやつをあげるときにいちいち「臭っ!」と言うので今度は馬を買いましたよ。

     

    そんなに臭いかなあ?

    獣臭は確かにしますが

    犬用おやつの保管瓶を開けるたびに

    「臭っ!」と言ってしまうほど臭くはないような気がするんですがね?

     

    味覚が鋭い人は嗅覚も鋭いと聞くので、

    そのせいでしょうかね?

     

    ホームセンターの近くの商店街に

    ミシン専門店があります。

     

    別の日に行ってみようと思って訪れて見たのですが

    千客万来で

    店内が非常に密だったので断念しました。

     

    今回通りがかった時にはちょうど他にお客さんがいなかったので

    店内に入ってみましたよ。

     

    自宅で使っていたミシン(JUKIのジュレーブ)を妹にあげちゃったんですが

    ちょっとカーテンを縫い直したいなあ、とか

    端切れでハンカチでも作ろうかな?

    なんていうときのために、

    やっぱりミシンはあった方がいいのかもしれないなあと思ったからなんです。

     

    生地屋だから、端切れは山ほど出るし

    リネンハンカチって吸水性が良くてすぐに乾くし、すっごく気持ちいいんですよね。

     

    お店で買うと1500円とか1800円とかするし

    Wildberryでロスになったリネンを使えばわざわざ購入しなくてもイイし。

     

    廃棄になるはずだったものを活用できたらますますイイですよね?

     

    端切れたちをつなぎ合わせてパッチワーク風にして

    クッションカバーとか布団カバーとかにしても面白いかもしれないし。

     

    もう最低限直線とジグザグさえ縫えればいいやと思っていました。

     

    家が狭くて使う時だけ出して使うようになると思うので

    できれば小さくて

    持ち運びが楽なものがいいなあと思っていました。

     

    なので、お店に陳列してあるミシンの中で、

    出来るだけ機能がシンプルで小ぶりなものを探して見ていました。

     

    お店の奥から店主らしき男の人が出てきて

     

    一言

    「ミシンですか?」

    と聞いて来ました。

     

    (ミシン屋さんに焼き芋買いに来る人なんかおらんやろ。と思いましたが)

     

    「ミシンです。」と答えました。

     

    そしたら店主の男性

    「ないです。」

    と一言。

     

    ミシン屋さんなのに、ミシンがないとな?

    それはWildberryが生地屋さんなのに「生地はありません。」と言うのと同じことですよね?

    あ、Wildberryはあんまり生地のない生地屋ですが(笑)。

     

    高円寺は変わった人が多いと聞くがまさかここまでとは。

    とびっくりすると同時に面白くなっちゃいましたよ。

     

    よく聞くと、

    手作りマスク需要で

    今までストックしていたミシンがほぼ全部出払ってしまったこと

     

    そしてコロナのおかげで中国からの部品の供給がストップしてしまったので

    新しいミシンが作れないため入荷がないとのこと。

     

    再入荷予定は最短で7月末頃なのだそうです。

     

    「念のためにどんなミシンが欲しかったの?」と聞かれたので

     

    「シンプル構造で、軽くて小さくて縫い目が綺麗なやつ」と答えましたら

    「そんなミシンはこの世に存在しませんね。」と即答されてしまいましたよ。

    「縫い目が綺麗なものは全て上位機種だからね。」と。

    まあ、そうでしょうね。。。

     

    「水平釜だとすぐに壊してしまうので、

    できれば垂直釜で、もっと欲を言えば全回転釜」

     

    と言いましたら

    「ますますありません。そんなもの」とばっさりと切り捨てられましたよ。

     

    でしょうね。。。

    内心ではわかっておりましたよ。

    でもミシンってワクワクするじゃないですか。

    あの小さな箱から、いろんなものが生み出されるワクワク感、たまりませんよね。

     

    そりゃあね、

    縫いのクオリティを求めるのなら職業用ミシンを買うのが一番だと思います。

     

    でもさあ、職業用ミシンって結構大きいし重いし、

    なんか専用テーブルに据え置きして使うイメージなので

    ポータブルでも押し入れにしまったら出すのが億劫になってしまうような気がするんですよね〜。

     

    妹にあげたジュレーブもめっちゃ重くて(10kg以上ぐらいあったんじゃないかな)

    持ち運びひとつにしても

    一つ間違えたら負傷する危険性があるからめっちゃ億劫でしたよ。

     

    妹のおうちは広さに余裕があるので、常設して使っているみたいです。

     

    あと、

    カーテンやハンカチぐらいしか縫わないのに、職業用ミシンを買うのは大袈裟すぎるような気がするしねえ。

    (洋服は事務所で縫うので。

    なぜかというと生地を床に広げて裁断しようとしたら

    犬たちが全力でその生地にじゃれついて来て裁断なんかできたもんじゃないんです。

    私がキレたら可愛い犬たちの命が危険にさらされるし。)

     

     

     

    いや、冗談です。

     

     

     

    真に受けないでくださいね?

     

     

     

     

    一応私が求める最低限のクオリティを出せるものの中で一番お手頃価格のミシンのパンフレットをもらって来ましたが

    なんだか希望の風船がぺしゃんこになった気がして

    しょんぼりしながら帰って来ましたよ。

     

    まあ、事務所で工業用ミシンを使っているので

    この使用感に慣れてしまったら

    どんな家庭用ミシンも不満に思えてしまうのだろうなあとは思いますが。

     

    そもそもジュレーブも気に入ってなくて

    妹がミシン「欲しいなあ」と言っていたので

    これ幸いと言わんばかりにあげた(押し付けた)のです。

    (妹よ、ごめん)

     

    昔気に入って使っていたJUKIのHZLシリーズも

    新機種は水平釜になっちゃってたしね。

     

    ミシン屋さんの店主さんにも

    「普段工業用使ってそれに慣れているなら、

    家庭用はベルニナあたりじゃないと満足しないんじゃない?」

    と言われてしまいましたよ。

     

    出た。

     

     

    ベルニナ。

     

     

     

    家庭用ミシン界のロールスロイス。

     

    そんなもの買っちゃった暁には

    掃除も食事の支度もしないで

    家にいる時間全て縫いに使ってしまいそうですよ。

     

    なんなら手作り作家になっちゃって

    生地屋を廃業してしまう可能性だって出て来ちゃいますよ。

     

     

    いや、話が飛躍しすぎました(笑)。

     

     

    生地屋はやめません。

     

    多分。(笑)

     

     

    多分、これが私の天職なので。

     

    本当は他にも色々やりたい職業があって

    そっちに行きたい気持ちがすごく強まった時期があったんですが

    その度に

    「やめないで!」というふうにいろんな人に止められて来たので。

     

    多分私は一生生地屋なのかもしれないなあと

    最近思います。(諦め?)

     

     

    「50にして天命を知る」でしたっけ?

    あと2年で50です。

     

    昔は50才ってすっごく大人だと思っていましたが

    自分がその年を迎えようとしている今、

    「全然子供のまんまだなあ。嫌になっちゃうなあ。」

    と思いますよ。

     

    人っていつになったら大人になれるんでしょうね?

     

     

     


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